mixiの行方

日本最大手のSNSといえば誰もが知ってる「mixi」ですね。そのmixiの社長インタビュー記事が上がってます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080208-00000027-zdn_n-sci

ユーザーが増えたことで色々な問題があって、現在は下降傾向にあるみたいですね。ちょっと前によく「mixi疲れ」という言葉が使われていました。mixiでのつながりに疲れを抱いてmixiから離れていく、みたいな。

mixiは周りの人たち(一般の人)よりは早い時期に始めて、現在に至るんですが、やっぱりユーザー数が増えて一般化してしまうとちょっと嫌になってきます。いわゆるイノベーター、アーリーアドプターの特性というかなんというか。一般の人が全然知らないうちに始めて優越感を感じていたのに、一般化して誰もがmixiとい言葉を使い始めるともうどうでもよくなってくる。mixi初期に登録していた人は使用頻度をかなり減らした、もしくはやめたって人は多いんじゃないでしょうか。今はやってても、一回はやめた経験があるとか。

僕は、mixiでひとつの会話の場が出来上がっているのでやめたりはしていませんが、あまり活用もしていません。そんなmixi、これからどうなっていくのでしょうか。

海外大手SNSの現状は?

「米国のMySpaceFacebook、韓国のCyworldの普及率を見ても、mixiはまだ普及途上だと思う。mixiは最も普及している20代前半で50%以上の普及率だが、コミュニケーションインフラに近づくことができれば、90%を超えることも可能になる。2000万〜3000万人が上限ではないか」

海外のSNSは登録してないので、どういう状況なのかは分かりませんが、日本の人でもMySpaceFacebookを使って楽しいって言ってる人もチラホラ見かけるので、mixiと比べればもっと大きな規模になっているんでしょう。そう考えれば、mixiの将来は暗い方向だけじゃないかもと考えられますね。

クリエイターSNS

「クリエイターが作品をネットで公開するという流れが加速しているが、mixiもそのプラットフォームになりたい。mixiには、日記や動画で作品を発表している人もいる。クリエイター専用アカウントを作って発表しやすくする、といった展開もありえるだろう」

なんかそうなると、mixiの方向性が変わっていっちゃうような気がするんですが・・・でもいい案だとも思います。

例えばFlash

僕もFlashアニメーションを作って公開などしてますが、Flashアニメーションってやっぱり全然一般化していない。のまネコとか、ドラえもん絵描き歌とか、昔流行ったネタ系であれば見たことあったり知ってたりする人がたまにいますが、Flashアニメと聞いてピンとくる人は少ない。

Flashアニメーションにはそのコミュニティ(mixiのコミュニティではない)があります。そのコミュニティ内では有名な人というのはゴロゴロいらしゃいますが、そのコミュニティを出れば誰も知らない。まぁ当然の話ですが。

でも、mixiという一般化されたところに、Flashアニメが飛び込んで一般の人たちが見る機会が増えれば・・・ちょっと楽しいことになりそうな予感がしませんか?

そう考えると、一般化されたSNSの中にうまくクリエーターが集まる場ができれば、盛り上がるかもしれませんね。今後に期待です。