やる気はやり始める気持ちではない。

やる気がある時、やる気がない時、誰にでもそれぞれあると思います。やる気って基本的に何かをし始める前にあるとかないとか判断すると思うんですね。つまり、やる気は何かをやり始めるための気持ちだ、と。

でも、どうやらそれは違うようです。

僕が普段使っているほぼ日手帳は1日1ページ書くスペースがあるスケジュール帳ですが、それぞれの日のページに何らかのメッセージが書かれています。そして1月12日のページにやる気について次のようなメッセージが書かれていました。

やりはじめないと、やる気は出ません。
脳の「側坐核」が活動するとやる気がでるのですが、
側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。


ほぼ日手帳2008 1月12日(『海馬』より)

ということらしいのです。

やる気というものは何かをやり始める気持ちではなくて、何かをやり続ける気持ちということなんですね。だから、何も始めてないのにやる気がないから何もしないというのは理にかなってないわけです。何も始めなければやる気が起こることもありませんよね。

やる気がないと感じても、とりあえず取り掛かることをしてみましょう。手を付け始めても続ける気が起きないのであれば本当にやる気がないので続きません、諦めましょう。もし、やる気がないと感じていても手を付け始めたら意外と作業が進んだらそれは儲けものです。やる気がないと思っていたのに、タスクをひとつ消化できました。やりましたね。

さぁ、これを読んだら残ってる作業にとりあえず手を付けてみましょう。