将来のやりたい仕事をするために、今、大学生がすべき3つのこと

先日エントリーにも書いて紹介した(Googleの及川卓也氏の講演が龍谷大学であります。 - WoooFla@Blog)、Google及川氏の講演会に行ってきました。600人が最大キャパだったようですが、結局200人くらいかな?多分それくらいでした。

前には壇上に立った及川氏とスクリーン。スクリーンにはGoogleドキュメントで作られたスライドショーが映し出されていました。(パワポじゃないあたり、あぁGoogleだなぁという感じ(笑))

全ての流れをダラダラ書いてもしょうがないので、今回の大きなテーマだった「将来やりたい仕事をするために、今、大学生がすべきこと」について。この、大学生がすべきことは、及川氏によると3つあるそうです。

グローバルな視野を持つ(英語を習得する)

インターネットはグローバル。世界中の情報をインターネットを使って得ることができる。しかしながら、そのWEB上の情報を言語別に見た場合、どうしても英語の情報が圧倒的。


それでも、日本人はとても恵まれていて、多くの情報は翻訳されており、日本語で元が英語の情報を参照することができる。でも、そういう情報ばかりではなく、やはり英語の情報が圧倒的に多いため、英語のまま読めるようになることが必要になってくる。

また、自分が最も得意なスキルをもって、情報を自ら発信する場合、英語で発信することで日本語で発信するよりもその広がり方がまるで違う。

英語ができるかできないかで、その人がどれだけ情報を取ることができ、どれだけ仕事に(情報を)活かしていけるかというのは全然違ってくる。

誰にも負けない一つのスキルを持つ

一つに集中して、何かのスキルを身に付けて、その道のプロやコミュニティにどんどんアプローチをしてコンタクトを取っていく。

そして、一つができたら二つ目にもチャレンジする。

知恵を習得する

これまで優秀かどうかを判断する際に重視されてきたのは、知識の量(知ってるかどうか)だった。しかし、インターネットの登場で、様々な情報を誰でも簡単に得られるようになってきた。分からない事、知らない事があればインターネットを使って簡単に調べることができる。なので、そのときたまたま知っているかどうかは問題にならなくなってきた。つまり、知識の量というものが、差別化要因にはならなくなった。

変わりに、知恵が必要になってきた。例えば、「日本全国に電柱は何本ありますか?」と質問された際に、それを知らなくても、その場でどのように判断して答えを導き出せるかということが重要になる。(外資系企業では「電柱」のような問題を採用面接で問われるらしい。)

最後に

講演会からちょっと時間を開けてしまったので、ちょっと書く内容が薄くなってしまったかもしれません。申し訳ないです。でも、一応ノートにメモと、携帯のボイスレコーダーで記録していたので、大学生がすべき3つのことについてはまとめ上げられているのではないかと思います。

講演のこのテーマ以外の話は、及川氏のこれまでの履歴と、Googleやインターネットについてがほとんどでした。及川氏のプロフィールについてはブログ(http://d.hatena.ne.jp/takoratta/)に載せておられますし、Googleやインターネットについては以下の本の内容に似ている部分が多かったので、本を紹介して、講演会レポートの補足とさせていただきます。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

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ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)

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