「読書メーター」は読んだ本の記録ではなく読書習慣の記録だと思う

先日のエントリー(読書が止まらないから、色々活用して記録してみることにした - WoooFla@Blog)でも「読書メーター」のことは書きましたが、ちょっと思うことがあるので更にエントリー。というのも、開発者である赤星さんのブログで次のようなことが書かれていたからです。

現在、過去1年間登録することができます。期間限定でやろうと思ったんですが多分減らすこともないのできっともっと増やしていくと思われます。

1週間と期間を縛っていた理由はちょっとした緊張感を持てるかな?と思ったからです。ここが全て開放されてしまうときっとみんなコウ思うでしょう。

「まあ、いつでも登録できるから後でいいや」

そして、その読んだ本は忘れ去れ、このサイトも忘れ去られ読書記録がストップしてしまうということになるかなと思ったです。

だから期限を決めていたんです。

「読書メーター」改善情報 – 「読み終わった日」を過去1年間に拡大 | akahoshitakuya.com

僕は読書メーターは読んだ本の記録というよりは、読書習慣の記録をしていくサービスじゃないかなぁって思ってます。メーターっていう一番の売り機能から見ても、過去こんな本を読んでて、本棚には今こんな本がありますよーっていうのをウェブ上に記録して共有するんじゃなくて、僕の読書習慣はこれくらいのペースでこういうものを読んでいるんですよーっていうのを記録して共有するんじゃないかなって。

読書メーターでは「読み終わった日」を軸に出発します。

コレクションだと昨日読んだ本も、5年前に読んだ本もとりあえず登録できるじゃないですか。

でもそこに重きは置かないで最近読んだ本、つまり最近のその人の興味・趣向を知れたほうがより面白いんじゃないかとそういうことです。

「最近読んだ本」というちょっとリアルタイム性があったほうがより面白いんじゃないかとそういうことです。

ですので「読み終わった日」というのを大切にして、そこを出発点にしています。

読書量を管理する「読書メーター」をオープンしました! | akahoshitakuya.com

赤星さんも書かれているように、読書メーターは単なるコレクションサービスじゃない。コレクションなら「ブクログ」や「StackStockBooks」でいいんですよね。

何日に何を読み終えたってハッキリ分かってて、それで過去のものをどんどん記録するなら問題ないでしょう。でも、1日に過去のものをドバっと登録すると、1日に何十冊も読んだって記録になる。(まぁそういう人もいるのかもしれませんが)読んだ日を適当に記録したら、あまり正確な値は得られない。やっぱり読書メーターは「今まで読んできた本を記録しよう」じゃなくて「これから読んでいくペースがどれくらいかを記録しよう」という心持ちで使うべきなんじゃないかなぁって思います。

だって、「ですので「読み終わった日」というのを大切にして、そこを出発点にしてい」るそうなのですからね。それなら読み終えた日をほとんど覚えてないくらい過去のものの記録は制限したほうがいいんじゃないかなぁって思います。

いや、まぁ自分がそうすればいいだけであって、そうしてない人が悪いって言ってる訳じゃないんですよ。でも、せっかくのメーター機能なんだから、ということなのです。