ユーザーが望むidが取れることの重要性


なんで使わないかと言えば、池田信夫がグダグダ言うからじゃなくって、

id:ogochanが取れなかった

から。


私がはてなのサービスを使わないわけ | おごちゃんの雑文

様々なウェブサービスが次々にサービスを開始し、その都度僕たちはそのウェブサービスを使うためにユーザー登録をします*1。そこでまずぶつかるのがidの決定。ウェブサービスによって、それぞれidの重要性は変わってきます。サインインのときだけに必要というものもあれば、登録後、自分の名前そのものとしてidが用いられるものもあります。


サインインのときだけ必要なものは、別に自分がわかりさえすればいいのです。時にはidの設定はなくてメールアドレスがid代わりなんてこともある。重要視されるidというのは、この「はてな」や「twitter」、「flickr」など、そのid自身が自分の名前となるもの。

idってidentificationなんですよね。identifierって書いてあるとこもあったけど、結局は同じような意味。今流行り*2アイデンティティですよ。

僕は、ネット上ではD.Forestというハンドルネームを使って色々活動なんかしたりしてます。それにちなんで、idはd_forestと取りたいところなんですが、全部が全部うまいこと取れるということはありません。idに英数字しか使えなくて、「_」が入れられなかったり、既に取得されていたり*3。そうすると、他のidにしなきゃいけなくなる。

はてな」では「ooze-flash」というidを取得しています。さっき調べたら「d_forest」は取得可能だったので、何故自分が「ooze-flash」というidを取得したのかはよくわかりません。多分、はてなを使おうと思ったきっかけがはてダの設置で、URLになるなら「http://d.hatena.ne.jp/d_forest/」よりも「http://d.hatena.ne.jp/ooze-flash/」のほうがしっくり来ると思ったんでしょう*4。のちに、はてなのidはコメントつけるにも、何するにもそのidが自分の名前として使われると知って、ooze-flashで取ったことを後悔するのですが。

つまり何がいいたいかというと、idがそのウェブサービス上で名前そのものとして扱われるなら、そう言って下さいということ。もしくは、id取得にもっと多様性を持たせて欲しいということ。ユーザーが望むidが取れないっていうのは、それだけそのウェブサービスを使う意欲を削いでしまうということに等しいと思うから。

twitterなんて我先にと、様々なidが取得されたりしてますからね。

僕のようなハンドルネームならいいですよ、まだ。一時期色々いわれてた実名をネット上で使ってる人はどうなるんだろう。今はまだ実名がそんなに多くなくて、めちゃくちゃ被るっていうこはそんなにないかもしれないけど、それでも被るよ。僕の名前なんて、珍しくともなんともないから、なかなかすんなり承認してくれないですよ。

だから、ユーザーが望むidが取れるように、もしくはidに相当するものがユーザーが望むものにできるように何か新しい仕組みとかできたらいいんですけどね。idが被るっていうのは流石にややこしいような気もするから。

*1:登録しなくてもいいものもたくさんありますが

*2:今っていうよりちょっと昔?

*3:なかなか被らないような気もするのに、結構被るって弾かれる

*4:ちなみに、ooze-flashは僕が取得しているドメイン「ooze-flash.com」に由来