雨降る嵐山、時雨殿にて

もう夏ですね、今年も半分が過ぎ去り、もう7月です。早いもんだ。先月の話になりますが、6月28日にtwitter嵐山観光オフで、時雨殿天龍寺に行ってきました。

午前中は曇っていて、今にも雨が降りそうな状態で降ってはなかったのですが、昼からはしとしと。降ったり止んだりのお天気。最終的には結構降ってましたが。

しかしながら、しとしとの雨だと風情ある光景を目にすることもできるんですよね。そんな光景もカメラに収めつつ、嵐山観光を満喫してきました。

雨降る嵐山、時雨殿にて

SHIGURE-DEN(時雨殿)
何度か名前を耳にしたことはあったものの、行くのは初めてでした。


Kyoto navigation @shigure-den
時雨殿といえば、これ。写真では分かりにくいですが、入場して荷物をロッカーに預けると、この部屋に案内されます。その際、特別なソフトの入ったNintendoDSを手渡されます。床には大型ディスプレイが並べてあります。その画面には京都の衛星写真が。
なんと、DSを使って京都の街を散歩できるのです。DSにはタッチパネルに「足元を探す」ボタンと「地名で探す」ボタン。「足元を探す」を押すと、足元の画面の地図が拡大されます。「地名で探す」を押すと、京都の名所の名前が一覧で表示され、それを更に押すと、足元に可愛らしい鳥が現れ、その場所まで案内してくれます。これはすごい!


“one hundred poems”cards @shigure-den
しばらくすると、画面が変わって「百人一首ゲーム」が始まります。床には1画面1枚の百人一首。DSにはカードの絵柄が表示され、歌を詠む音声が流れてきます。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
百人一首」というよりは「カード探し」のような感じ。歌でカードを探すより、絵柄(人)でカードを探した方が格段に楽。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
大人から子供まで皆必死です。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
ゲームが終わると、結果が表示されます。見つけた枚数や、順位までもが表示されます。僕は確か四枚で7位くらいでした。

京都散策と百人一首を1クールと考えると、2クールほどでDSルームは終了。DSを返して次の部屋に進みます。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
次の部屋では歴史上の人物と本格百人一首対戦ができます。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
最初のほうは、下の句が詠まれるまで相手も取らない様子。相手は初級、中級、上級と出てきて、左から順に、勝つと先に進める形式。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
ラスボス、藤原定家(だったと思う)。上の句の五・七くらいまでで取らないと、相手に取られてしまうという超難易度の高い相手。百人一首をちゃんと覚えてないと絶対に勝てません。


“one hundred poems” cards game @shigure-den
勝負が終わると結果発表。藤原定家に勝つと、こんな称号が貰えたりする。すばらしい。


“one hundred poems” cards @shigure-den
次は2階へ。2階には百人一首の札などが展示されています。


“one hundred poems” cards @shigure-den

雨降る嵐山、天龍寺にて

時雨殿を出た後は、すぐ近くの天龍寺へ。

DSC_0189
池に置かれていた蛙の置物。すっとんきょうな顔して腕組、何か考えてるのでしょうか。


Hydrangeas
紫陽花が一杯咲いてました。雨上がりということもあり、水滴がついた紫陽花はとても風情があります。梅雨の時期しか撮れない写真ですね。

Hydrangeas
Hydrangeas
Hydrangeas
Hydrangeas


Kai Ato (false)
阿藤快「なんだかな〜」(違)


a Temple view
寺院内の和室でまったり。寝転ばないで下さい、の札が立っていましたが、寝転ばずともかなりダラけてます(笑)


Love is ...
つい撮ってしまったカップル。いい感じでした。


a Japanese garden @panorama view
綺麗な日本庭園でした。池にはとても大きな鯉がうようよ泳いでいたり。

雨がしとしと降っていながらも、それはそれなりに、そんな時でしか味わえない風情を味わうことができました。大雨は流石に困るけど、小雨程度なら、晴れ同様に楽しむ要素は一杯ありますよ。


ブログに載せ切れなかった写真や大きいサイズの写真は以下のリンクから。

今回の足跡


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